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ぬっぺふの実体験記⑦


どうも。元熱血教員で不祥事教員、現社会福祉士でピアサポーターのぬっぺふです。

実体験記も7回目となり、毎度の口上とはなりますが、念のため。


以下には、不祥事が発覚してから再就職に至るまでの間の記録をなるべくそのまま記載していきます。当時の不安定な気持ちをそのまま載せるため、今のぬっぺふの考えとは違う思考も書かれていますが、あえてそのまま載せていきます。


 なぜならば、自業自得とはいえ辛くて抜け道のない日々をさまよっている時にインターネット上で出会った「私たちはトンネルを抜けて今ハッピーです。いつか報われますよ★」といった内容の文章は見ていてとても辛かった記憶があるからです・・・。


(そしてなぜかインターネット上はそうした記事が非常に多い…)



 …どんぞこ状態の自分が読んで、「あーこの気持ちわかるわー」と思えるようなページがあってもいいのではないかと当時からずっと思っていました。

 当HPも実体験をもとにアドバイスをしていくHPになってしまうからこそ、上記したような「あーこの気持ちわかるわー」といった内容、つまり当時の自身の状況も晒していく必要があると思います。



 なお、以下の内容を整理し、大体どのくらいの時期に心境の変化が訪れているかといった表についても後日整理してみようと思いますので、「ぬっぺふがどう思っていたかなんて興味ないやい」という方はそちらの記事をご覧くださいませ。




 前回は自由な時間が訪れたからこその右往左往、思考の暴走、ネガティブシンキングが満載の時期でした。そんな中時はうつろい、いよいよ社会福祉士の資格取得のための実習(約1か月)が始まっていきます。



では、いってみましょう。


※自身の特定=被害者の特定でもあるため、細かい情報については多少の手直しをしていますが、それ以外は無修正です。なお()内の色付き文章については現在のぬっぺふからの補足となります。


 


※ぬっぺふの家庭状況は、妻(事件発生時育休)・長男(事件発生当時2歳)、長女(事件発生当時0歳)です。


 ぬっぺふの行った不祥事の詳細は被害者特定につながるため詳細にはかけないのをお許し下さい。とりあえず軸は盗撮と思って頂いて結構です。



369日目


 被害者の夢を見る。なじられるでも取り乱すでもなく、ただ哀れみの目で見られた。

 それは現実とは違うものであるのだけれど。良き仲間を裏切り、傷つけ、二度と会えなくしたという事実を思い出す。


 俺は被害者に対して大切にするのではなくあくまでモノとしか見ていなかったのだろうか。慰め、励まし、共に課題に取り組みながらもその裏にはゆがんだ肉欲しかなかったのだろうか。そんなことはないと胸をはって言えるのだろうか。


 1つわかるのは俺は人とまともな距離で付き合えない人間なのだ。男ならばどこかで負い目を感じよそよそしさが抜けず。女なら必要以上に気を回すか執着して苦しませてしまう。

 性犯罪加害やDVを行う人間は対等な人間関係を継続することが難しく、上下の関係がある人間関係しか長期的に維持できないと聞いたことがあるが、まさにそうした土台を持っているのだろう。


 忘れてはいけない。執着してもいけない。遠ざかれ。


370日

 俺は昔駄々をこねて蛇のおもちゃを買ってもらったあと、父に無言でほっぺをぎゅうっとにぎられたことをまだ覚えている。泣くわけではないが、とても怖かった。欲しいものは手に入ったのに満たされず。それからおねだりというものを俺はしたことがない。

 

 息子にはそのレベルの恐怖を沢山させてしまっているのではないかと不安になる。鬱的な時には気持ちがささくれて、よってくる息子を手で押しのけたりしてしまっている。よくない。わかっているさ、そんなの。


371日

 不安だ。不安だ。

 発達障害だから犯罪するわけではない。ただ、発達障害は行為に依存しやすい。

 俺の場合、幼少期に性の刺激に目覚めてしまったがためにそこにどっぷしつかってしまったのだろうか。

 申し訳ないよりも悔しいが強くなるのはよくない。

 悔しい、さみしい、ズルい…どうやっても自分本位な感情が首をもたげる。


 誰か助けてくれ。自分の努力だけじゃ救われない。チャンスをくれ。俺をみてくれ。クズなりに頑張っている様を認めてくれ。

 書いてみるとすげー自己中。でもこれが偽らざる本音。

 いっぱい助けられているのに、まだ甘えるのか。

 どこまで弱いんだ、俺は。


372日目

 社会福祉士の実習が始まる。

 朝は駅で降りそこねそうになり、帰りは傘を忘れて一度施設に取りに戻るも、弁当箱も忘れていたのに気付き「あぶねえ」と回収。再び帰路につき結局傘は取り忘れていたことに気が付きまた戻る…

 遅くなってしまったと走って早い電車に乗るも、途中で別方向に向かっていることに気が付く…

 こんなのばっかり。これでも、「そのくらいよくあることで発達障害とは言えないよよ」?普通?


373日目

 朝もパニックで、オムライスを作るのに50分もかかってしまう。何をしても土台に不安と苦と辛がいる。たまに楽しいことをしてしてもそれは目をそらしているだけですぐ戻ってくる。

 実習先の職員の方に「今みんな医者に行って発達障害になっちゃうんですよね」と言われたことも気をぬくと頭の中をぐるぐる回っていく。少なくともそこで思い悩んで希死念慮抱えている人にいうべきことではないっすよ。

 たしかに発達のかたよりは個性。でも社会の変化の中でそれを個性と思えず心を病む人も出てくるわけで。悩んでいる当人にとっては、やはり障害なのだと思うよ。

 俺は発達障害のグレーあたりにいる、今後行動障害や依存に繋がりかねない人達へ予防的なアプローチをができるといいのだろうが・・・


374日

 ぐるぐるゆれる土台の上で 必死に積み木を重ねている

 周りはみんなレゴブロック 俺には無い色、無いパーツ

 かっちり組んでてかっこいい

 あの子は最新新幹線 あっちは自由なヘリコプター

 いつか見てろとつぶやいて 必死に積み木を積み上げる

 風ふきゃ土台がぐらりとゆれて 思った形に作れない

 みじめな気持ちになりつつも 積み上げ続けてみたものの

 しょせんぐらつく台の上 ちょっとのことでバラバラだ

 何回つんでもバラバラだ 


 何を作っても敵わない 何を作ってもすぐ崩れる 

 三途の川の石拾い


 ※ポエム…ですね。でもそんな気分だったんですよね。


375日目

 許されたいと願うばかりで許さない

 愛されたいと願うばかりで愛さない

 気が付きゃ八方敵ばかり

 身動きとれずにとちくるい すべてを本当に失って

 わかってきたのは許されていたってこと

 愛されていたってこと


 もう許されない、愛されない

 求められない、生きられない


※二日連続で、ポエム…ですね。大分、落ちていたようです。


378日目

 何か眠い日。気持ちがマイナスで人と触れ合いたくない。

 死にたいわけじゃないけど、生きてく自信がないから人生から逃げたくなってくるワケよ


380日目

 実習先にもう一人実習生がやってくる。定年まで金融関係で働ききった方。その方から色々な言葉をいただく。

 ・私は1年で偏差値を30あげて一流大学へいった

 ・仕事で一度挫折しかけたが、一人旅をするようになって怖いものがなくなった

 ・うまくいくのは人と運。人間あまり能力に差はない。

 ・いい人はだめ。悪い人の方がうまくやれる

 ・全部出来る人は人がよってこない

 ・頑張っている人は人にきつくて人が離れる

 ・自分が楽して人にやってもらおうと考える人が結局うまくいく

 ・上位3位くらいに入っとかないと人目にはとまらない

 ・頭いいと思ってはだめ。上から目線もダメ。

 ・必死にやる。周りも必死にやっている。


 とのこと。ありがとう。正論です。正論だからこそ、私にとって逃げ場がない。

 成功者の声は弱っている人を攻撃するのだな。


 出来る人は根本的に今どんぞこの人の気持ちをわかっていない。彼は正論しかはけない。経験しか語れない。目の前にいる人の話を聞くのではなく、語ってしまう。かつての自分もこうだったのだろう。

 でも、これだけ腐っている俺に対し本人なりの励ましをくれたのだから悪い人ではないのだろう。ああ、自分がみじめ。


 正論も苦痛を乗り越えた人の話も渦中の人からしてみれば自分への攻撃でしかない。欲しいのは、今の苦しみや自己否定感やわかっちゃいるけどできない自分への寄り添いだ。

 

 これが教員に指導をうける生徒の気分か。最悪だな。


 …もうさ、いちいち人の言うこと気にすんのやめようよ。どうせわかんないって。それが普通だって。周りの人みんなにカウンセラーになってもらうつもりかよ。



381日目


 まだ先日のもやもやを引きずっている。自慰&自傷あり。泣きながら歩いて近付いてきた右折車に「さっさとひけよ」と怒鳴ってたり、かなりヤバい奴。死にたくはないはずなのに、気が付くと「あの車にぶつかってみようかな」とか「道でわめきながら寝てたらみんな構ってくれるかな」とかそんなことを考えている。

 これは病気か?普通なのか?

 ずっと寝ていたい。部屋のすみでずっと何もせずぼーっとしていたい。頭をつかうと自虐しか出てこない。思考を消したい。


386日目

 面接に行ったところ、即採用がきまる。

 信じられない。前回別の所での面接が前のめりになりすぎていたので、どうせ決まらないくらいの気持ちで構えていたのが良かったのか。

 パートではあるものの、当事者としての立場で障害をもっている人の相談に乗る仕事をやってもらいたいとのこと。

 まだ実感がわかないが、これはゴールではなくスタート。

 次同じことがあれば、家族とはもう一緒にいられない。

 自身の弱さとサガを受け止めた上でどう生きるべきかを忘れるな。


387日目

 なんとなく心が晴れやかだ。多分少しうかれている。気を付けよ。


388日目

 朝、なんとなく落ち着かず甘いパンを買ってしまおうかなどと思ったり、多分緩んでる。

 忘れるな。再出発だろうがなんだろうが、俺は犯罪者で裏切られた人達の傷は残っているのだ。心を強くもて。


389日目

 少し疲れを感じる。いろんなものへの欲求が強まる(買い食いなど)。

 やはり注意すべき兆候だ。


 何度でもかく。まだ始まってすらいない。食におぼれられる金はないぞ。性に依存すればゆくゆくは再発だぞ。

 ここがポイント。ひきしめろ。俺はまだ誰にも許されていない。償っていない。俺をとりまく環境は、変わらない。


390日目

 社会福祉士のスクーリング。

前回参加したときと目線が違う。卑屈になりきらない。「俺は仕事につくんだ!」と誇りをもてるからか。

 でも経済的には妻に頼っていることはかわらない。かけた迷惑も消えるわけではない。


 なのに俺の心は。どこかで忘れたがっている。過去を。どこかで求めだしている。欲求の充足を。

 幸い、犯罪的なものを求めているというわけではないのだけれど。

 

 ちょっとしたお金の使い方。ふとした時に「欲しい」と思ったり「行きたい」と思うことが増えていたり。健全ではある。だが、前と同じ方向へ向いてはいけない。金も以前より貴重だ。前のような浪費はできない。だからやっぱり、生き方を今の内に整えなければならないのだ。


 小説をかけ。体を動かせ。ネットにたよるな。本をよめ。


391日目

 やはりおかしい。ゆるんでいる。前なら欲しくなかったコンビニスイーツが欲しくなる。もう朝食をすませたにも関わらず、肉がくいたくなる。別に買ってもいいのかもしれない。でもあのときチョコバットをかうことにすら悩んだ記憶を忘れてはならんだろう?

 スクーリングはそれなりに頑張る。意外と他の人に負けてない。・・・と思うのは世間しらずだからかもしれないけれど。まえむきにやろう。


 人をねたみ 人をうらみ

 人をさけ 人に焦がれる

 孤独を求め 孤独にふけり 

孤独をたたえ 孤独にのまれる

 人というもの 己というもの 

ちっぽけな頭蓋の中で おわらない右往左往

 

ああ滑稽だ ああ矮小だ 

悲劇ぶってる悩み面

 度し難いほどに喜劇じゃないか

 

 笑ってくれよ いややはり笑うな

 助けてくれよ いや 何でもないのだ


392日目

 実習の休み日。1日中ゲームにふけってみる。次第に思い出してくる楽しさ。一人ぐらしのとき、もっとこういう時間をとればよかったのに、切り替え下手で安易な性欲に流れて結局全部壊してさ。昔の好きを思い出していきたい。


393日目

 また息子に嫌な態度をとってしまった。いきなり不機嫌になっても息子には怒りの基準がわからんだろうが。息子の気持ちになってみろよ。しょぼーんだよ。

俺はよく変わってきているのだろうか?クズなりに進んでいるのだろうか?

答えはきっと時間がたってからわかるものなのだ。



394日目

 後悔は消えない。目をそらしても、前をむいてもふとした時に立ち上がる。

 俺は犯罪者で。自分の夢をこわして。2000人以上の人に迷惑をかけ。一生でおそらく1億円以上を棒に振った。自分の先祖が守ってきた姓を自分の代で終わらせ、大切な友人を裏切った。そして何より妻にも大変な思いをさせた。

 忘れるはずなかろうよ。

 それでも前を向くのだ。次の人生を始めるのだ。俺は以前よりよい人間になっている。なっているのだ。


395日目

 

 次の仕事に向かう上で、「こうじゃなきゃ」という狭い思い込みは邪魔なんだ。

 実習先の利用者の方を見ていても、皆それぞれのロジック、優先順位で最適解を出している。

 考えている。

 俺のロジックや優先順位を押しつけてはいけない。


396日目

 自分の根本にある支配欲、暴力性、それらがいつ頃育ったかを考えてみるのもいいかもしれない。少なくとも、小5,6の頃は実写を使ってマスターベーションをすると罪悪感でとても不快な気分になった。そうしたどうでもよさそうな部分も含め、自分が辿ってきた人生を再度棚卸していくべきなのかも。


399日目

 時折、昔を思い出す。

 今思えば、何故そんなことで悩んだのか。部活も生徒指導も逃げてもよかったじゃないか。100%じゃなきゃだめだったのか?

 今実習をやっている。100%じゃなくていいのよ。奇をてらうこともいらない。

 80%で、いや70%でもいいのかもしれない。


400日目

 気付けば就職先が見つかったことによるハイなテンションは大分落ち着いている気がする。いや、日常化したのか?まだ始まってすらいない。舞い上がりすぎない。

 そして実習は、うまくやろうとしすぎない。でも利用者の目線やロジックにたつことを忘れずに。


402日目

 実習先から「ここに就職すればいいのに」と言ってもらえる。当然、実習先には自分の過去の話は伝えていない。だからこそそう言ってもらえるのだとは理解しているものの、必要とされるありがたさよ。

 こっちが固くなっていると人はよってこないのだ。何を肩肘はっていたのだ俺は。

 性的な欲求もうまく落ち着けている。この調子。


403日目

 実習最終日。就職先が決まったこと、また実習中に「やれることがある」と感じることができたこと、人に必要とされたことは自分の精神に大きなプラスになったと思う。


406日目

 朝、警察がアパートの隣の部屋を訪ねていた。怖い。今は怖がるようなことはないのに、怖い。

 過去見ていたネットの閲覧記録などでも声がかかるのではないかというビビりっぷり。

 思い出した、あのころの気持ち。

 やっぱりよくも悪くも日常に戻っていくのだな。そうはさせるものか。風化させるか。もうあんな思いは御免だ。


407日目

 1日はすぐ過ぎる。1日でできることは限られる。だから積み重ねが大切なのだ。でも、それ以上に大切なのは土台のぐらつきを抑えていくことだ。前者は今の俺にとっては社会福祉士の勉強。後者はしっかりとした休息、趣味、カウンセリングだ。


413日目

 ここまでひたすら勉強を中心に日々を過ごす。仕事が始まるまでの間に進められるだけ進めて溜を作る。1発で合格をするために。大丈夫、座学は得意だろう。そこには自信をもっていい。

 今日は父を連れだし、父が若いころに住んでいた三鷹周辺をまわる。思えば教職についてから父とどこかに出かけるなんてことは一度もしたことが無かったし昔話をきくことも無かった。もったいないことをしていた。

 

 何かを作りたい。けれど作るには時間が必要。欲張るな。今は社会福祉士の勉強、たまに頼まれる曲作りで十分。一度に全部はできない。少しずつ。


415日目

 就職先を探してくれた機関へ改めて挨拶へ伺う。「パンフに書かれた施設の理念を大切に」とのアドバイスを頂く。


418日目

 書類をかく。なんだか落ちている日。夕方から不機嫌?

 妻の妹が得意分野を活かして学校で活躍しているという話を聞いたからか。だとするとそのあたりに俺のコンプレックスがあるのだと思う。分析せよ。


420日目

 夕方から落ちる。不安要素は無くなってきているはずだがやはり波は消えないらしい。


422日目

 いまいちな日。昨日はよく勉強を頑張れたのに。

 違いはきっと今の勉強をみつめていたか、終わったあとのことを考えて勉強を通過点と捉えていたか。


426日目

 新しい職場へ挨拶へ行く。


429日目

 気持ちが前向き。冗談も出る。頭がすっきりしている。2年前あたりの俺は、やはりおかしかったのだろう。不祥事をそのせいにするつもりはないが、同じ轍を踏んではいけない。


430日目

 今日の朝食準備は頭がよく回転した。3つの作業を同時にまわせたのは久しぶり。

脳の調子でここまで違うものなのか。カウンセリングでも回復を感じる。この調子。


434日目

 今が大切なのである。わかってはいる。

 過去でもなく、未来でもなく、今手にしているものを噛みしめておく。

 いつか失う時が来るのかもしれないから。


 成功者たちの言う今を大切には所詮先へ続く今だ。

 そうじゃなくて。いつか失われる、なくなった時に気付くものを噛みしめておく、負け犬なりの今感を大切に。


435日目

 以前より、性的なものを求めていない、気がする。

 求める気持ちはある。けれど、物理的に見れず、近付かず、距離をおけばおくほどその空虚さも感じる。

 おかしと一緒。


 多分、それを求める要因が今うすい。心が穏やかなのも大きな影響と思われる。

 俺はADHD的であり、ASD的こだわりもあり、変かをおそれ、周囲に溶け込むための防衛策の結果自分を削るスタイルをもち。その反動でポルノにのめりこみ。仕事の中でそうした特性はさらに強まり。結果こうなっている。

 周囲にとっての俺はつまる所環境の一部でしかない。おれにとっての周囲も環境の一部にすぎない。何と思われようと構わんのだ。言いたいやつには言わせておけ。俺は加害者だが、俺には俺のストーリーも辛さもある。そのストーリーを第三者に強要する気はない。が、自分はその辛さによりそってやらないと、また人をキズつけるぞ。


439日目  

 初出勤。帰る時、同僚に「ではまた明日」と声をかけられた。そのまま駐車場で泣く。

どうなるかはわからないが、同じ轍を踏むまい。そのための分析を続けてきたし、今後も続けていくのだ。とりあえずまずは仕事に慣れることから。頑張る。



 

 以上、計7回にわたってお送りした不祥事発覚から再就職までの記録でございました。

その後も気分の波は相変わらず起きますし、性的な欲求もゼロになったわけではないし、再就職先で「市の委託が終わったから」といきなり2年3か月で契約更新を打ち切られたりと色んなことが起きてはいるものの、なんとか問題行動なく生活することが出来ています。

 

 …就労先についてはやはり見つかりにくいですがね。

 ただ、教員時代より自然に生きてはいられています。

 

 今教員が辛くて辛くて仕方がない方は、休んでください。私のように自己治療をしながら不祥事教員に近付いていく必要はありません。だって教員は余裕をもってあたれば絶対楽しい仕事なのですから。

 

 既に不祥事を起こし、教員を退いてなお「教員が良かった、なんで俺はあんなことを」と思っている方もいるでしょう。気休めはいいません。大いに苦しんでください。私もまだ苦しんでいる最中です。でもいつか新しい生き方を始められたときには、気楽にいきましょう。性格上気楽が出来ないタイプが多いとは思いますが、だからこそなるべく口に出して。


俺達の旅はまだここからだッ!

 

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