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不祥事からの再就職に向けて何をすべきか


 どうも元熱血教員で不祥事教員、現社会福祉士でピアサポーターのぬっぺふです。


 不祥事によって懲戒免職となった方の大きな不安材料としてはこの先再就職ができるのだろうかということがあると思います。


 そこで今回は不祥事を起こした方の再就職に向けた動きについてまとめてみたいと思います。

 

 …なお、本記事をご覧の方の中には「不祥事教員が再就職などするべきではない、自業自得だ」とお考えの方もいると思います。


 お気持ちはわかるのです。しかし、不祥事教員も人間である以上食べていかねばなりません。 そのために働くということは死活問題なのです。

  そうした「働かねば」という焦りの中で本来優先しなければならない自分の分析や反省、サポーターの獲得、それらを蔑ろにしたまま次の仕事を選ぶとなると、どうしても塾講師や教員と言った昔取った杵柄を活かせる仕事につきたくなってしまい、素性を隠して就職した結果、結果新しい犠牲者が出るという可能性もあります。

 当サイトでは不祥事教員の減少と同時に被害者を減らすことも目標としていますので、やはり不祥事教員へのこうした情報共有は必要だと思っております。被害者をなくす一番の方法は加害者を無くすことです。そして、加害者の再犯予防に「無職ではないこと」は大きな効果があるのです。 そうした経緯を何卒ご理解の上記事をご覧いただけれるとありがたいです。



では、さっそくいってみましょう!



 

1.不祥事教員でも再就職は可能!


 結論から言うと再就職は可能です。それも、経歴詐称(懲戒免職の事実等をふせて就職するなど)をすることなく

 たしかに、懲戒免職は社会人としての死亡通知とも呼ばれているくらい重みのある前歴です。それでも、再就職への道筋はたしかに存在し、私も含め多くの不祥事教員が第2第3の人生を踏み出しています。

  ただし、そのためにはやはりいくつかの覚悟は必要です。

 

 まず、対人に関する職種等でいきなり正社員ということは難しく、パートの期間を経る覚悟は持っておいた方がよいでしょう。

(逆に言えば、対人でない仕事で人手不足の分野などではいきなり正採用の可能性もあるかと思います。あくまで傾向の話と受け取っておいてください)


 次に、一人でその再就職の門を開くのは非常に難しいことも付け加えておきます。


 私は再就職先として障害に関わる仕事をしたいと思っていたため、県の福祉に関する就労斡旋をしてくれている機関に協力を願い、結果3つめに受けた事業所から「ピアカウンセラー」として働くよう声をかけてもらえました。正直、一人で動いていたらこの事業所とは繋がることができなかったと思います。


 また、こんなこともありました。

 ピアカウンセラーが市の事業改革の流れの中で立ち消え、いきなり無職が決まったあと、「2年以上ちゃんと実績をつんだ。一人で面接をうけてみるんだ」と「障害を持っている0歳~6歳の子どもに療育(本人の特性にそって能力を高めるトレーニング)を行う事業所」の面接を受け無事内定を頂きました。

 が、あと少しで勤務開始というところで過去の行いを理由に就職辞退を求められました。

 (「今ならば就職辞退届を出してくれれば、こちらからそれ以上のことはしません」と言われたことを覚えています。別に履歴書に嘘を載せたわけではなかったのですが、あちらからすると経歴詐称に見えたのでしょう…)


 その時強く感じたのは「2年間以上問題なく働いているとしてもやはり過去の行いは消えない」「最初から全部さらけ出して就職先を探していくしかない」「自分一人の力では信用してもらえない。サポーターを頼るしかない」ということでした。


 ですが、就職に関する協力者を得るためには自分自身の事を見つめ分析し同じ過ちを繰り返さないための積み重ねをしっかりとしていることを示す必要があります。まずは支援者に「この人は今再出発にむけ頑張っている。応援してあげたい」と思って頂かなければ。


 そこで以降ではのように自分自身を分析していくべきか、そしてその後どのように協力者を見つけていくべきかについて述べたいと思います。

 


 

2.まずは事件にしっかりとケリをつけよう


 


 自分を分析するという行為は非常に労力のいる行為になります。 自分が何十年と積み上げてきたブロックを一つ一つ解体し、どこに問題があったのかを探っていく…


 こうした作業は自身の土台がぐらついている状況では遅々として進まないものです。


「早く就職せねば」と焦る気持ちはあるかと思いますが、まずはしっかり自分の犯した過ちについて向き合いなすべきことを成してください。

 

 別記事でも触れたように、弁護士としっかり話し合いながら刑事責任と民事責任を果たしていくことが必要です。


 また、生活費について 一般的に教員であればそれなりの所得と貯蓄はあることと思いますが、例えばギャンブル依存などのある場合は貯蓄がまるっきりないということもあるかと思います。

 その際は失業手当の活用、またそれも尽きてしまった後については生活保護の利用も視野に入れるべきです。 これは恥ずかしいことではありません。国民の持つ権利です。

 生活保護の利用についてはまた別記事でまとめようと思いますのでそちらも参考にしてみてください。


 警察の取り調べや県教委からの呼び出しなどが続く多忙な時期は長くて2、3ヶ月です。おそらく生活のランニングコストの問題(生命保険はどうするのか?ローンは?)への対応もこの時期に行っていくことになるでしょう。  

 多数の被害者がいてその度に逮捕が繰り返されるケースの場合、警察とのやりとりはもっと長くかかるかもしれません。ですがそうではない限り3ヶ月を過ぎる頃には事件は警察の調書作成待ち、あとは書類送検をもって検察の判断次第という「待ち」状況になってくるはずです。

 このころになると自分のことを見つめる時間と余裕が不安の中ではありますが出てくる頃と思います。 無論カウンセリングや精神科のサポートは比較的早いうちに繋がれているに越したことはありませんがおそらく冷静に自分を分析できるようになり支援者がいることのありがたみを意識できるようになるのはこの時期ぐらいからかと思います


 

3.自分を分析する理由


 まず理解しておいてほしいのがどんなにストレスが溜まっても通常であれば犯罪には至らないということです。 例えばストレス解消の方法がたとえポルノであったとしてもだからといって即盗撮や痴漢と言った行動に結びつくわけではありません


 そこで、なぜ盗撮や痴漢にひかれたのか、そして社会的制裁があることを分かっていながらなお止めることができなかったのかその心のメカニズムを紐解いていく必要があります。

 これは体罰やパワハラ、飲酒運転などの問題でも一緒です。

 

 なぜあなたの心は、深層心理は、そうした「やってはいけない」とされることをやってしまったのか?いや、やらざるを得ない生き方になってしまっていたのか?


 あなたが不祥事を犯してしまった理由は単に酒の勢いであったり欲求を抑えられなかったと言う陳腐な言葉で表せるものではないはずです。それが理由ならばもっと多くの人が不祥事を起こしています。

(とは言っても県教委に呼び出しをされるあたりでは皆自分の分析にまで満足にたどり着けていない&何を言っても言い訳にしかならないという点から上記の言葉にまとまってしまうわけですが・・・)


 あなたの生き方に、根本の思考に、もしくはその時の精神状況に、環境に。それ相応の原因がありそれらが重なって問題が起きてしまったという視点が必要です。


 …勘違いしないでほしいのは、「貴方の人格全てが問題である」と言っているわけではないということです。何らかの理由から脳回路がよくない繋がり方をしてしまっている部分があるということなのです。


 癌が見つかったからその人の人格を否定しますか?

 精神や脳も同じです。変えていくべきははあなたを良くない行動に導いてしまう行動習慣であり、その結果作られてしまった回路であり、あなたの全てが駄目なわけではないです。

 

 むしろ、そうした誤った方法でバランスをとらないと前を向いて歩けないくらい、あなたは他の人よりも「見えない生き辛さ」を抱えていた可能性もあります。 


 断言します。自分のことが分析できてくるとなぜ不祥事にいたったのかには明確な筋道が見いだせるようになります。


 分析し始めの頃は自分の行為を正当化するための理由探しをしているような気分になってしまったりもしくは実際に責任転嫁のような思考に陥ってしまったりするかもしれません。

 

 そうした時に客観的な目線でアドバイスをくれる方がいれば、次第に分析は正しい方向に深まっていきます。私が再三カウンセリングの重要性を謳う理由はそこです。カウンセラーが見つからなかった場合は、ぬっぺふでよければ相談にのることもできます。ともかく、共に分析を戦ってくれる味方を増やしていきましょう。

 

4.自己分析の方法について

 

 また別記事でもまとめるつもりですが、これについて特に正解があるわけではないかと思います。ただ、順番はあると思っており、まず精神的・身体的なぐらつきを落ち着かせることが優先です。そういう意味では、


①休息

(とくに眠気、何もやる気がしないといった時は体が求めていると思いましょう)


②10代の好きを取り戻す(結果的にこれが③にも繋がります)


③依存しているものからは遠ざかる

(例えば性的な問題を起こしてしまった人はポルノを捨てる、街行く女性を目でおわない、といった所から始める必要があります)


④天気がいい日は散歩をする

(日の光にあたること、体を動かすことはプラスに働きます)


・・・このあたりを中心に心と体のバランスを整えてから、


⑤幼少期から今までの人生をどんなささいなことでも覚えていること、印象に残っていることを書き出し、振り返っていく


⑥専門家との対話、グループワーク参加等を通じ自分の知らない自分を探っていく


⑦問題の方向性が見えてきたら、関連しそうな本を読む


⑧自分の認知の癖や精神状態の波、問題行動に繋がるスイッチを探るための日記をつける


 といった方法で探っていくのは1つの典型かもしれません。


 ※なお、インターネットで情報を探る際は注意も必要です。インターネットはよくも悪くも玉石混合。サイトによっては「こうすればいいんだよ!」とすぐに解決策を提示してきますが、それが出来ないからこじらせているわけでして。精神的に弱っている時は「つまり私が弱いからですね!」と大きなダメージをうけてしまうような記事もあります。

 

 ともかく大事なのは精神的・肉体的に土台がぐらついている時には自己分析は効果を発揮しにくいということを知っておくことです。あなたが鬱病になっているのだとしたら、分析よりも何よりもまず休息が大切です。


 ※自分の考え方を変え、それにより行動自体を変えていく手法を心理学の世界では「認知行動療法」と呼びます。この手法は非常に効果的なのですが、欠点がありそれは「重度の鬱や統合失調症の陽性期(幻聴が聞こえたりしている時期です)などには効果がでない」という部分です。


 ※あとで私の日記を読んで頂けるとわかるかもしれませんが、私は鬱に度はまりしている中自力でこの認知行動療法をやろうとしていました。結果、分析は自虐的な方向ばかりに進み、なかなか改善が見られにくかったように思います。

(おそらくもっと早くに薬の力に頼っていればもっと楽だったかも…)


 しっかり自分を大事にしながら、ゆっくり分析を続けていきましょう。それは遠回りに見えますが、再発を防止する一番の手段であり、ひいては再就職に向けた必須項目でもあるのです。次第に、自分の「ここに問題の根本がある気がする」といったことが見えてきますので。




 

5.動きだそう


 さて、いよいよ就職に向けた動きだしです。金銭的な状況であったりのっぴきならない人もいるかとは思いますが、基本的には刑事・民事ともに一区切りついたタイミングからの動きだしが良いでしょう。

 

 ポイントは2つあると思います。


 1つは、

 自分を分析した結果見えてきた新しい生き方をしていくために何らかの武器を手に入れていくこと。

 具体的にいえば資格取得や、専門分野についての勉強です。大丈夫。教員をやっていたのならば座学は得意なはずです。


 ハローワークのトレーニングを受けたり、通信制の学校に通うなど様々な方法があります。知識が重要な分野であれば専門書を読み漁ったでも強みになるはずです。

 こうした積み重ねが次の2つめにも影響します。


 2つめは、「協力者を得ること」です。

 しっかりと自己分析をし、自分の次の動きを考え、行動に移していくことができているのであれば、必ずあなたの背を押してくれる方がどこかに存在します。

 以下では私が相談していった方を例として挙げてみます。


①弁護士

②ハローワークの職員

③ハローワーク主催のセミナーでやってくる講師の方

④ハロートレーニングでお世話になった学校の方

⑤県の事業で福祉の人材募集を専門に行っている機関の方

⑥カウンセラー

⑦障害者雇用専門の斡旋サイトの方

⑧障害者就労以降支援事業の方

⑨発達障害者の雇用相談の方


 まず、弁護士の方には「今就職に向けた動きをはじめてよいかどうか」という相談をしました

 事件に決着が付く前に動きだしを始めることが悪い印象に繋がるケースもあるとのことですし、自分の経験上焦っている時はまだ自己分析が中途です。弁護士の方のタイミングに合わせて動くことがいいと思います。


 ハローワークの職員の方は…色んな方がいるので一概に頼れるかはわかりません。

 ですが、前科を持った人間もハローワーク利用者の中には沢山いるので、前科の有無に限らず雇ってくれそうな企業を探す手伝いはして頂けます。

 自分の土台が安定し、働くことへの意欲がわいてきた時であれば心強い味方になってくれる人もいるはずです。(逆に土台が安定していないときは相手の対応から冷たさや攻撃性を受け止めてしまうかもしれないので動きだしのタイミングは注意)


 (※なお、ハローワークは基本的には最寄りの場所を使うことが多いかと思いますが、なかには県が主体となって若者世代や氷河期世代への手厚いサポートを行うセンターを用意している場合もあります。少し遠くても、そうした場所には良質の相談員と情報が集まっているケースが多いので足を運んでみることをお勧めします)


 続いて、セミナーの講師やハロートレーニングの学校関係者について。この方達はそれぞれ専門分野の人脈を持っている方となります。得られる情報は貴重です。特に後者の方は就職先に直結する人脈を持っています。自身の分析がしっかりできており、反省の意思と今後の目標をトレーニングの期間を通じて体で示していくことができれば、必ず力になってくれるはずです。


 なお、ハロートレーニングの利点は色々あります。

 まず先述したように「就職につながりやすい」こと。続いて、「毎日学校に通うことによって、犯罪者としてではなく人として自分をあつかってくれる人間関係を得ることができること」、最後に「失業手当が尽きそうになっても、トレーニングの期間分は延長してもらえること」等があります。


 (※教員は雇用保険に入っていませんが、県教委とハローワークとやりとりをすることでちゃんとトレーニングを受けることは出来ます。個人的には2つめの久しぶりに人と人の会話をすることができたという点がとてもプラスに働きました。受講できる分野は限られますが、興味のある分野があるのであれば是非活用してみて下さい)


 続いて、⑤については各都道府県の社会福祉協議会に属している機関である「福祉人材センター」に相談にのって頂きました。最終的にぬっぺふはこちらの紹介によって再就職を果たしています

 福祉人材センターの方のもとには全県からの情報が、各法人の理事長クラスから直に集まってきています。そのため、事情をある程度理解したうえでなお面接をしてくれる事業所を探して頂けるのです。無論、相談員の方の負担は非常に大きいため感謝をしながら利用するのは必須ですが、福祉系に進むのであればとても心強い味方となってくれるはずです。



 次に⑥のカウンセラーについては、直接就職に繋がる支援というわけではないのですが、精神的なぐらつきをサポートしてくれるとともに、自己分析の助けをしてくれます。

 先述したように、協力者が「この人をなんとか助けてあげたい」と思えることが支援をして頂くための条件です。そこを支えて頂けるだけではなく、うまくいかない就職活動の悩みを受け止めてもらうこともできます。

 RPGでいうところの僧侶のような役割を担ってくれると思ってください。

 

 最後に、私は精神障害としての診断をもっていたため⑦~⑨といった障害分野のサポートも利用できる立場にいました。


 ⑦の障害者雇用専門の斡旋サイトとしてはatGPというサイトが有名です。個別に相談員がつき、障害の度合いに応じた会社の斡旋をしてくれます。

 ただ、私が相談したときにはやはり懲戒免職者ということで「検察の判断などが確定してからじゃないとなんとも・・・」とそこでやりとりが終わってしまった部分はあります。

 逆に言えば、検察の動きが決まり、自身の罪をしっかり償ったあとであれば力になってくれる可能性はあるでしょう。こうした斡旋サイトの強みは『大手企業の障害者就労枠の募集をあつかっている』という点です。私は活用しきれませんでしたが、一つの相談先にはなるのではないかと思うので挙げておきます。

 

 ⑧の就労移行支援事業所とは、障害をもっている方が一般企業への就労(あるいは作業所での就労)に繋がるためのトレーニングを行っている場所で、主に発達障害や気分障害(鬱や双極性障害)、統合失調症の安定期に入った方、軽度知的障害の方などが利用していることが多いです。

 1年から1年半ほどのトレーニングをへて就労へ向かうのですが、正直事業所によって内容はピンキリと思ってください。

 就労先についてもパートやアルバイトが多く、正規職員としての雇用につながらない事業所もありますが、一部にはプログラミングなどの専門性を押し出し、ベンチャー企業などに就職をどんどん決めていっているという特殊な事業所もあります


 こうした各事業所についての情報は、「障害者相談支援事業所」という場所で集めることができます。基本人手が足りていないためなかなか電話がつながらないこともありますが、餅は餅屋です。

 もしご自身が今までの心労や長年の教員生活の中で精神的に大きなダメージを負ってしまっており障害者年金の取得ができるくらいの状況である、という場合はハローワークなどを通していくよりもこうした事業所を活用した方が結果的には近道になるかもしれません。


 なお、⑨については都道府県が運営するセンターの他、各市町村にも設置されているケースがあります。県のセンターではかなり専門性の高い検査をうけ自分の得意不得意を認識することができるので、発達障害傾向がある方は一度足を運んでみてもいいのかもしれません。

 ちなみに⑧と⑨の間のような組織として「障害者就労・生活支援センター」というものもあります。通称ナカポツ。こちらは市が運営する就労と生活に関する相談所と認識してください。こちらについては私は利用したことがないためなんとも言えないのですが、利用者の話を聞く限りではハローワーク同様担当の相談員次第という印象が強いようです。


 ・・・上記に羅列した中で、自分が利用できそうなところから、まずは話をしていくことがいいと思います。当然、就職を支援してくれる方は他にもNPO法人など多種存在します。それらについてもまず繋がれるところから繋がっていく中で情報が得られるはずです。協力者は多いにこしたことはありません。

 

6.まとめ


 さて、長くなりましたのでまとめましょう。

懲戒免職者の再就職は可能である。

内定取消等もありうるため人事担当者には過去をさらけ出して就職する方がよい

そのためには自分一人ではなく間にはいる協力者がいるとよい

協力者は「この人は立ち直ろうと頑張っている」と思う人には力をかしてくれる

そのため、あなたは自分がなぜ不祥事を起こしてしまったのかを分析し続ける中で、再発防止策の検討と実践、次の目標を探し出していく作業を大切にしなくてはならない

自己分析は大変な作業のため、まずは事件の決着や精神的な安定を取り戻すための休息が大切。焦らずに。

1つずつやることをこなしていけば、やがて就労に向けて動きだせるタイミングがくる。その時には先述したような支援者が様々な機関に存在していることを知り、繋がれそうな所から繋がっていく


 以上です。語り足りないところはありますが山の登り方は人それぞれ。参考としての情報はこのあたりにしておきます


 なお、いい相談員にあたれるかどうかは正直「運」もからみます。ですが、世の中絶対に悪い相談員ばかりではありません。


 もし、どこにいってもいまいちちゃんと対応をしてもらえない・・・といった場合はもしかしたら自分の分析や土台の安定がまだできておらず、動くべきタイミングではない可能性も頭の片隅に入れておいてください。


 就職できるかは大きな不安の元です。ですが、協力者と力を合わせていけば必ず何らかの道が見えてきます。今は空虚に聞こえるかもしれませんが、生きていく道はあります。少なくとも、特別な事業を起こさずとも特別な才能がなくとも、就労していく方法はあります。


 前向きにとまではいいません。ただ一日生きていることだけで十分な時期もあります。焦らずに、動きだせる時がきたら、今回の情報を参考にやれることから始めていってみて下さい。

 

 それでは、また別記事にて…。

 

 


 


 






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